木之花咲耶姫と富士山
日本がまだ神代の時代、富士山の頂から花の種をまいて花を咲かせた木之花咲耶姫(このはなさくやひめ)は、桜の花のように美しい女神様と崇められています。
噴火を繰り返す富士山を鎮めるために水の神として富士山の麓、富士山本宮浅間大社に祀られました。
富士山の湧き水
富士山の雪解け水が神社の境内に沸き出て池となり、それは生命の誕生を意味するといわれ「湧玉池(わくたまいけ)」と名づけられました。
富士山の湧き水を満面にたたえている「湧玉池」は特別天然記念物に指定されています。
日本のビーナス、木之花咲耶姫
日本のビーナスとも言える美しい女神、木之花咲耶姫は、太陽神、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫で、後の神武天皇の曽祖父となった邇邇芸命(ににぎのみこと)に見初められて結婚し、海幸彦(うみさちひこ)と山幸彦(やまさちひこ)の母となりました。
水に縁の深い女神様
海幸彦は漁師として大小の魚を獲り、水神的な要素を持っています。また、山幸彦は妻である海の神、豊玉姫(とよたまひめ)から授けられた二つの珠を使って水を操ります。このように木之花咲耶姫は、水に縁の深い女神様なのです。
